このブログは糞虫メインですが、私は昆虫はもちろんのこと鳥や植物も大好きで興味を持っています。現在通っているシニア自然大学では、授業の半分以上が野外観察の時間で、植物や野鳥などの専門家の方と一緒に実物を見ながら教えていただけるため、名前さえ知らなかった植物や野鳥もいくつかは見分けられるようになりました。
で、先週大阪の服部緑地公園の池での水鳥観察会で、出会ったのがコレ。
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 最初は、「ビーバーとちゃうか?」「よく温泉に浸かってるやつ。カバビラ?カピパラ?」などと言い合ってたのですが、生き物に詳しい長老がひと言「ヌートリア。巨大なネズミのばけ者や」。リスのように両手で何かをつかんで食べる姿を見て最初「カワイイー!」という声も聞かれましたが、ネズミと聞いて、そしてお尻から太いまさにあの”ネズミのしっぽ”が見えたとたん、「うわー、あんなネズミがうちに出たら怖いわー」「外来種やろ?駆除せなあかん」。リスはよくて、ネズミはダメ。カピパラはよくて、ヌートリアはダメ。カブトムシはよくて、糞虫はダメ?
生き物たちには何の責任もないけれど、そんなこと言うヒトの気持ちもわかる気がする。でも、これってゴキブリを嫌うのとはまた少し違うような・・・。ヒトの感情って、ホントに複雑で難しいですね。


【お知らせ】
 今、シニア自然大学では新入生を募集しています。
 興味のある方はコチラ →  http://www.sizen-daigaku.com/~sizen24hp/


今日はここまで。
再見!