むしむしブログ

タグ:ファーブル

 ならまち糞虫館にはこれまで半世紀近くにわたって館長が買ったり自分で採集した糞虫を展示していますが、館長はケチなので外国の高価な糞虫は買わないし、国内は遠くまで採りに行かないうえに採集も下手なので、いわゆる「珍種」と言われるマニア好みの糞虫はあまりいないと思います。が、両生類が大好きな女性が対馬(長崎県)の自販機前で拾ったヒメダイコクコガネをわざわざ持ってきてくれたり、アフリカ勤務(!)の友人から贈られた巨大なフンコロガシ「スネブトタマオシコガネ」を標本箱ごと車で届けてくださったりで、少しずつですが展示も充実してきています。
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 今回いただいたモノはまさに「珍品」です。セブンイレブン限定企画のペットボトル飲料のおまけ『ファーブル昆虫記』シリーズ(全8種類)で、原形制作は海洋堂なのでかなり凝った造りになっています。このおまけの解説書によると、ファーブルや昆虫記に関してはフランスの一般の人より日本の子供のほうがはるかによく知っているらしい。以下のタイトルからファーブル昆虫記の内容を語ることができる人、結構いるんじゃないかな?
 1.聖なる昆虫 ヒジリタマオシコガネ
 2.ヒジリタマオシコガネと梨玉
 3.裏庭の猛獣 キンイロオサムシ
 4.羽化するトネリコゼミ
 5.遠来の求婚者 ヒメクジャクヤママユ
 6.麻酔針を持つ狩人 アラメジガバチ
 7.ラングドックサソリのダンス
 8.虫の詩人 ファーブル
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今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!
『たくましくて美しい糞虫図鑑』(創元社)、全国の書店で好評発売中!

 私は、ファーブルといえば「昆虫記」しか知らなかったのですが、糞虫館のトータルコーディネートを請け負ってくれたデザイナーさんを通して、ある方からこんなお宝本を寄贈していただきました。(写真1枚目)
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 「本能の秘密」ファブル科学知識全集(12)は、右から左へ読ませるところなどかなり年代を感じさせます(写真2枚目)が、発行されたのは第二次世界大戦(1939~1945年)が始まる9年程前の昭和5年(1930年)6月。第一次世界大戦が勃発(1914年7月)した翌年にファーブルさんは亡くなっていますが、複雑な国際情勢の中、当時としては欧州の貴重で先進的な研究観察資料だったのかもしれません。〔非売品〕となっており、一部の人しか手にすることはできなかったようです。(写真3枚目)
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 裏を見ると、発行者の住所は東京市神田区、印刷者の名前が桃太郎で住所は東京府戸塚町。発行所の電話番号は2175か2176で4桁。さすがに90年近くたつと全く変わっています。では、中身はどうでしょう? (つづく)

今日はここまで。
また明日!

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