17:31 幼虫の観察のため、部屋を壊したところ。左に薄茶色のイモ虫がいます。(写真1枚目)

17:41 幼虫は部屋の修理をしていますが、イモ虫は部屋の縁までやってきました。(写真2枚目)

17:42 お尻から糞を出して修理する様子は、タマオシコガネの幼虫が糞玉を修理する時と同じですね。(写真3枚目)

17:44 すでに幼虫はイモ虫に襲いかかっているようです。(写真4枚目)

17:45 イモ虫は糞に潜って逃げようとしているようですが、幼虫は喰いついたまま離しません。(写真5枚目)

17:45 イモ虫の頭の方に嚙みついているようです。(写真6枚目)

17:46 イモ虫は体をひねって最後の抵抗を試みていますが、お構いなく食べ始めたようです。(写真7枚目)

17:47 3分の1くらい食べたでしょうか、イモ虫から出た体液が光っています。(写真8枚目)

17:48 イモ虫の体がちぎれたせいか、いったんイモ虫を離しました。ちぎれた破片を食べていたのかもしれません。(写真9枚目)

19:49 再び食べ始めました。(写真10枚目)

目の前で糞虫の幼虫がイモ虫を襲って食べているシーンが展開されていたのに全然気付かなかったという自分の観察力の無さに愕然としているのですが、偶然とはいえ、写真にしっかり残っていたのは幸いでした。奈良公園の糞虫が直接的にハエの発生を抑制していることを示す決定的な証拠なんじゃないでしょうか。このイモ虫がなんの幼虫なのか?も非常に気になりますねー。わかる人がいたらぜひ教えて下さい! 大きく成長したハエの幼虫(ウジ虫)は皮が硬くて恐らく太刀打ちできないと思われますが、ハエの卵や孵化したばかりのウジ虫であれば、糞虫のいい餌になっている可能性が高いと考えています。
今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!