むしむしブログ

タグ:糞虫図鑑

 このブログは8/11に書いたものの、公開するのを忘れてました!
 
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今朝、寝起きのボーッとした頭でテーブルの上の新聞を見ると、見覚えのある写真が。ん、これは、アレではないか! なんと『たくましくて美しい糞虫図鑑』があの朝日新聞の第1面下段、しかもカラーで掲載されていたのです。何千何万とある本の中から選ばれたたった6冊しか載ることのないスペースに糞虫図鑑が載るなんて・・・。出版してくれた創元社さんは、この本に社運を賭けたのか?!嬉しいです、ありがとうございます!
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 次の目標は「奈良市昆虫村」をつくること。糞虫館の他にカブト·クワガタ館、カミキリ館、ゾウムシ館、トンボ館、チョウチョ館、等々を建てて、それぞれ大好きな人達が工夫しながら運営する昆虫村。集まれば相乗効果もあって集客力もアップ。印税がガッポリ入ったら、北側の広い空き地(奈良市が所有)を買い取って昆虫村プロジェクト、開始です。「◯◯館」をやりたい方、連絡をお待ちしています(笑)。『鬼滅の刃』の100分の1、売れればいいだけなんだけどなぁ。宝くじを買うより本を書く。本を書くより真面目に働く。自分に合ったやり方でコツコツ頑張るのが目標実現への王道とわかってはいるんですが、ね。

今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!

広告:『フン虫に夢中』(くもん出版)も読んでね。

 この本のお話をいただいたのは2019年の9月頃だったと思うので、すでに2年近くの月日が流れています。正直、こんなに長くかかるとは思っていませんでしたが、原因は明らかで、私がなかなか原稿を書かなかったからなのです。というか、書けなかったんですね。ブログや雑誌のちょっとしコーナーを埋める文章は結構書いているし、私のような虫が好きなだけの一般の人が本を出すなんて普通こんなチャンスは滅多にありませんから、喜んでとりかかったのですが、150ページを文字や写真で埋めるなんてシロウトには無理でした。『フン虫に夢中』(くもん出版)の時は、私は取材されていろいろお話するだけで、実際に本を書くのは作家のいどきえりさんでしたからね。今回は編集の方の助けを借りてなんとか完成にたどり着けたからよかったものの、下手したら永遠に完成しなかったかもしれません。この『たくましくて美しい糞虫図鑑』は、文章のほかに写真やイラストをふんだんに使ったこともあってか、沢山の方のご協力があってようやく完成することが出来たわけで、本当に皆様に感謝しています。
20210715たくましくて美しい糞虫図鑑

 タイトルに「図鑑」とありますが、図鑑として使うならコガネムシ研究会監修の『日本産コガネムシ上科図説(食糞群)』(昆虫文献 六本脚)がベストでしょう。『たくましくて美しい糞虫図鑑』は、糞虫の面白さに気付いてさらにもう一歩進もうとしている糞虫入門クラス~初級クラスの方が読むのに最適の本だと思います。というのも、ならまち糞虫館もそうなのですが、まずは糞虫の存在を知ってもらい、少しでも関心を深めてもらえることを願って書いているので。読み終わった後、山や公園に糞虫を探しに行きたくなる、そんな本を目指しました。内容はかなり経験と記憶と推測と伝聞によるところが多く、専門家の方にはツッコミどころ満載です。ただ、誤りはあるかもしれませんが嘘・偽りはありませんので、笑ってご容赦いただければと思います。書店や図書館で見つけたら、手に取っていただけたら嬉しいです。
 【追加】この本に込めた思いなどを7/19(月)のNHKラジオ第一「関西ラジオワイド」で半時間(17:20~17:55)にわたってお話します。久しぶりのラジオ生出演なのでかなり緊張しているのですが、よかったら聞いてみてください。 

今日はここまで。
週末は糞虫館で会いましょう!
『たくましくて美しい糞虫図鑑』(創元社)は全国の書店で好評発売中 ‼ 
『フン虫に夢中』(くもん出版)もよろしく。

  

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